ぬりえストーリーブック「アイビーと不思議な蝶」から、アイビーのイメージイラストのページを塗ってみました。


レビュー

この本は、少女 ” アイビー ” が体験する不思議な物語を、文章とぬりえが出来るイラストで綴った「ぬりえストーリーブック」という位置づけになっています。

塗り絵を始める前に、まずはストーリーを数回読みました。読み終えた時には、子供の頃に絵本を読んでいた時の記憶と重なり、懐かしいような、心が躍るような、でも何か不安で悲しいような…なんともいえない心の揺らぎを感じました。想像力を掻き立てる未来への期待と体験から生じた切なさが混ざったような感覚。少女アイビーの気持ちがそのまま移ってきたという感じがしました。

そういう読後感を保ちつつ、ストーリーが付いているので最初に塗るのは1ページ目から!と思い、こちらの、中央にアイビーが佇んでいるイラストを塗ってみました。



この作品のアイビーという少女の可愛らしさと、ストーリーからイメージした華やかさ・怖れ・希望などを織り交ぜた雰囲気を目指して着色していきました。


2月にインスタグラムに投稿した塗り絵と同じ状態のものを、今回、新たに写真を取り直しました。でもなかなか写真が上手く撮れず、淡い色は実際より淡く、暗い色はより暗く映ってしまっています。濃い色の部分は実際はもう少しコントラストが弱い感じです。


使用画材

  • 水彩色鉛筆:ダーウェントウォーターカラー(水溶き)他複数メーカー使用
  • 油性色鉛筆:複数メーカー使用
  • 透明水彩:マッチブライトカラー(主に背景の白地部分の着色に使用)

※こちらのページに、普段、塗り絵で使用している画材をまとめて記載しています。



この本の特徴・紙質

本の大きさは、約25.5㎝×21.5cm

全120ページの内、私の主観ではイラストがあるページは60ページ程度といった割合です。試し塗り用のページが2ページあります。


紙質は、薄手の画用紙という感じで、色鉛筆、水彩ともに綺麗に色が乗ります。水分が裏まで染みることはありませんでした。

本の厚みは約12mmと厚めですが、ほとんどのページは背表紙側(中央側)に余白が設けられているので、それほど塗りにくくは無いと思います。下記画像参照。

画像1
画像1
画像1:厚さ約3mmのクラフトボードを下敷きにして、白い水張り用テープを周囲に貼って簡易水張りをしたもの。ボードの厚みに合わせて、紙の背表紙側にしっかりと折り目を付けています。


画像2
画像2
画像2:こちらはインスタグラムに投稿していた写真です。紙が破れることなくきれいな状態で作業できました。作業終了後、ボードを外した時、紙が元の大きさより1㎜~2㎜程度伸びていました。閉じて保管する分には問題なかったです。


所感

2月中頃に塗っていた塗り絵ですが、もう少し加筆してから記事にしようと思っていたら、気づけばもう5月。若い時に比べて集中力が続かないのは分かっているのだから、いい加減もっと要領よくしなさいよ、と自分に言いたい。このぬりえブックはストーリー付きということもあって、世界観や少女アイビーの心情をどう表現するかを考えながら色を塗っていました。ただ、1枚の絵に全部を詰め込む必要は無かったと今は思います。どこか不自然で不完全な曖昧さも自分の個性として考えれば、これから先、もっと表現の幅を広げられる気がしています。


「アイビーと不思議な蝶」のストーリーは児童文学という印象ですが、本文の漢字にフリガナがふっていないので、一人で読むとしたら小学校3年生くらいからかな?
絵が好きで塗り絵として楽しむなら、どの年代の方にもおすすめの1冊です。


商品リンク





英語の原本はこちらです。左側がイギリス版、右側の緑の表紙の方がアメリカ版です。

 





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