ダークファンタジー?シェイクスピア作品を題材にした、ぬりえブック【洋書】


「ESCAPE TO SHAKESPEARE'S WORLD  : A Colouring-book Adventure

グッド・ワイヴズ・アンド・ウォリアーズというユニット名で活動されているアーティストの方々が描かれた、いくつかあるぬりえブックシリーズの中から、今回はシェイクスピア作品のぬりえブック(洋書)をご紹介いたします。

これ、本の大きさが、たて・よこ 185mm の正方形で、小さいのです。
通学かばん、ハンドバッグにも収まるサイズで、学校・外出先に気軽に持っていける大きさです。
250mm 四方の正方形や、A4サイズと比べると、1ページの面積が約55%の大きさ。

細かい図柄を色鉛筆で塗る場合、250mm四方というのは大きく感じていました。短時間で完成できないことがちょっとストレスになったりして。

その点、このサイズは大きすぎず小さすぎず、私には調度いい感じです。

色鉛筆で塗ってみました。

  塗り絵をしたページがこちら(部分拡大)。

画像の実際の大きさは横7cmぐらいです。
使用色鉛筆は、カランダッシュプリズマロ(たぶん)
水を使わなかったので、画材カテゴリは「色鉛筆」にしています。

着色方法として特筆するような事では無いのですが、色鉛筆を寝かせて持って重ね塗りしたところと、ある程度先を尖らせた状態でハッチングを重ねたところがあります。
絵は、海の珊瑚がモチーフのようでしたので、それっぽく見えるようにと思って塗っていました。

紙色は、文庫本のようなマットなアイボリー。
肉眼で紙の表面の繊維が見えるぐらいざらつきがあり、なおかつ深いデコボコが無い平らな紙目。消しゴムを使っても毛羽立ちません。適度な張りもあって、私が持っているぬりえブックの中で、最も色鉛筆での表現に適している紙です。
複雑な重ね塗りも、こってり濃く塗るのも、どちらも簡単にできるので、表現の幅が広がりそうです。

別ページで、水彩色鉛筆を水で薄く伸ばして塗ってみましたが、染みになりやすく色が沈んでみえるので、上手に塗るのは難しく感じました。水を使う時は不透明でデザイン的な配色にするといいかも。

作品名「The Tempest」の中の一場面、 ~遥か彼方、尊きもの~

~遥か彼方、尊きもの~という言葉は、私が勝手に付けたものです。
このページを着色したのは今年の2月下旬から3月ごろだったと思いますが、詳しく覚えていません・・・。この時は珍しくBGMを聴きながら塗っていました。

その印象が強くて、周りの環境がどんなだったか思い出せません。
(BGM 曲名:Fallen アーティスト:EGOIST)

実は、シェイクスピア作品に関してほとんど無知で、タイトル名だけ聞いたことがあるレベルです。この絵の全体を見て、唐突に「あの曲聴こう!」と思ってリピート再生しながら塗っていました。

この絵の題材となっているのは、The Tempest 。嵐という意味ですね。
※塗り絵に記載されている詩の冒頭(英文)
~Full fathom five thy father lies; of his bones are coral made.~

作品全体から特に有名な詩を選んで塗り絵にされたのでしょうか。塗り終わってからネットで検索したら、普通に情報を得ることが出来ました。なんとなく Fallen の世界観とか価値観に似ている気がして、ああ、そういうものなんだなあと妙に納得した事を今も覚えています。10代のころ、V系バンドとクラシックピアノ曲にハマっていたので、なにかこう、心の原風景を見たような気にもなりました。


私個人的には、このぬりえブックは海外の人らしい独特のセンスで描かれていて、隅々まで観察したくなるおもしろさがあると思っています。

このシリーズ、2015年11月から2016年9月までの間に4冊発売されています。1冊のページ数は96ページなので、塗り絵としては短期間にたくさんの絵を描かれていますね。そして日本語翻訳版が河出書房新社から発売されていますが、なぜかこのシェイクスピアのぬりえブックだけ、日本語版が無いんです。

日本女性には合わないと思われたのでしょうか。私としては残念です。
エレガントな花とか、ラブリーな小物とか、そういう塗り絵には興味がない層の人たちに受けそうな気がするんですが、どうなんでしょう。

今回塗ったページは、全体像を見るとたぶん印象が変わると思います。ご存知の方も多いと思いますが、見たことがない方もいらっしゃると思いますので、ここではあまり詳しくは書かないことにしますね。

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それでは、今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回は、まだ紹介していない出版社から発売されているぬりえブックを使って、着色過程を記事にしていこうと思います。

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