レビュー:Bianyo 色鉛筆72色セット、不思議の国のアリス原書ぬり絵使用。

Bianyo 72色 油性色鉛筆セット レビュー。

中国のメーカー「Bianyo(ビアニオ)」から販売されている油性色鉛筆です。商品パッケージの側面と裏面には「Bianyo 72 Classic colored pencils」という表記があったので、たぶんそれが正式名称なのかなと思います。
24本ずつ3段になって、紙の箱にぎっちりと隙間なく入っていました。

この色鉛筆は、色名と色番号が印字されていません。「COLOUR PENCIL」という刻印があるだけです。さすがに使いにくいので、自分で1~72の番号を油性ペンで書きました。暗い色は光を当てると書いた字が反射して光って見えるので識別には困っていません。


1段目。一般的な24色。金色・銀色有り。


Bianyo 72 colored pencils_No.1


2段め。パステルカラー、1段目と異なる色相、など。


Bianyo 72 colored pencils_No.2


3段目。茶色、2段めに収まらなかった色、など。


Bianyo 72 colored pencils_No.3


番号は、自分で72色のグラデーションになるように並べ替えてから記入しました。(下記画像参照)


Bianyo 72 colored pencils_write color number



箱に72本収納した状態。


Bianyo 72 colored pencils


使用中の状態。


Bianyo 72 colored pencils_use


Bianyoを選んだ理由

すでに多くの色鉛筆を持っているにもかかわらず、中国メーカーの製品ってどんな感じなのかが気になり、無毒な商品であるという事を強調した商品説明だったのでこちらを選びました。Bianyoの色鉛筆は CEマーク (EU加盟国向けに輸出できる許可を得た証明)がパッケージに印刷されていますが、正規のマークか否か、真偽のほどはわかりません。

一応、メーカーのホームページを見に行って、Amazon.comで購入された方のレビューを見て、健康被害は無さそうな印象だったので購入を決めました。他にあるいろいろな商品には、これという決め手が無かったのも理由です。

Bianyo 色鉛筆の質感

  • 変な化学物質の臭いが無い。無臭に近いと思いました。
  • 予想していたより遥かにキレイな塗装。
  • 色鉛筆の粒子が混ざりやすく、重ね塗りをした時に色同士の馴染みが良い印象でした。色によっては硬いのもありますが、ほとんどは滑らかな書き味です。
  • 色鉛筆用の鉛筆型ブレンダーとも相性が良く、きれいに馴染みます。
  • 軸は約7mm幅の六角軸で、日本の色鉛筆より細めです。
  • 芯は約3.3mm。
  • 購入した時は芯先が短め&弓なり(内側に反り返っている)に削られていました。立てて持つ塗り方の場合はそのままで良いですが、色鉛筆の軸を寝かせて塗る場合はまっすぐな角度に削り直したほうが塗りやすかったです。(2016年のことなので、最近は変わっているかもしれません)

Bianyo 色鉛筆の色相

  • 伝統的な72色の色相。
  • オレンジ系とグリーン系の中間色が多めです。
  • マゼンタに該当する色が無い(似たようなピンク赤はあります)。
  • 全体的に明るい、不透明色です。
  • 単色で見ると少し白っぽくソフトな印象ですが、複数色の重ね塗りで強い発色に出来ます。
  • クラシック絵画風の表現にも向いています(主観)。
  • 番号が付いていませんので、自分で色鉛筆本体に記入した番号に対応させたカラーチャートを作るのがおすすめです。色鉛筆に番号を書く時は、手間を惜しまないなら学童用おなまえシールなどを使うと見やすくなると思います。

Bianyo 色鉛筆の総合的な感想

こういう商品を買うのは自分にとってはかなりの冒険でした。初めは半信半疑でしたが、使用してからの感想は「買って良かった!」です。72色セットしか売っていないというのも、後から全色セットが欲しくなるということが無くてよいです。

適度に本格志向の色鉛筆画も描ける質感で、重ね塗りが楽しくなります。パッケージに「classic」の単語が書かれていることから、クラシカルな雰囲気の絵画を描くことを想定して作られているという印象です。

ごく一部の色で硬質な粒が混ざっていることがありましたが、削れば取れますし、常にそういう状態で使いにくい時は他メーカーの色鉛筆と差し替えればいいかなと思いました。(今のところ削ればなんとかなっています)。

個人で楽しむための塗り絵用としては充分な品質ですが、どちらかといえば、鮮烈な色よりも、使いやすい質感の方を重要視する人に向いていると思います。高価な色鉛筆は買いたくないけど、まともに使える色鉛筆セットが欲しいという人におすすめの色鉛筆です。

72色 油性色鉛筆セットの使用例

ぬりえブック、「不思議の国のアリス原書ぬり絵」から、裁判官=王様の絵に着色してみました。比較用に、軽い筆圧で重ね塗りした所(王様の髪・顔)と、強い筆圧でグリグリと塗った所(服、背景のハートマークなど)、薄い色、濃い色の部分があります。初めは椅子に座って塗っていましたが途中から立って塗りました。少し力を入れた程度では折れないので、直感的でスピーディーな作業が出来ました。


Bianyo 72 colored pencils_coloring

このぬりえブックは紙の色が青みの白(黄色く無い、灰色っぽい白)だったので、黄色系の色のグラデーションが付けやすかったです。中途半端で終わっているのでそのうち続きを塗りたいと思います。



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